【充足的ツールとしてのコミュニケーション】
こんにちは!キャリア・アドバイザーの根本暁美です。
今日は、HRカンファレンスで伺ったお話がとても印象的でした。これまで個人を対象にキャリアカウンセリングが実施される場面が多かったですが、今後は組織内でのキャリアコンサルティングの実施の機会整備に向けて、様々な動きが出てくると思われます。
あるパネラーの方が「社内で社員が相談出来る場が出来たし、制度化されたから来訪して下さい、とアナウンスしてもそう簡単には社員は足を運ぶでしょうか?」と仰っていました。
この事は、日常のコミュニケーションにおいても同じ事が言えるのではと思います。何か問題が起きた時に色々、問い尋ねても易々と気持ちの壁の高さは下がらないのでは?
日頃からのコミュニケーションが道具的ツールになってはいないでしょうか?充足的ツールとしてのコミュニケーションがとれると何か問題が起きてもお互いの気持ちの壁の高さを下げやすくなるかもしれません。充足的なコミュニケーション、つまりあの人と話すと元気が出る、あの人と話がしたい、と思われるような「通りがかりの一言」を日常から意識する事は、大事ではないかと思います。
願わくば、私自身も相談に行って話したら元気なった、と感じて頂けるような役割が出来たらと思いました。